純愛とストーカー・セクハラのパラドックス(3)セックスはどの様に扱われてきたのだろうか 剛力彩芽の人生

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感染症は恐ろしい。

小さな生き物(マイクロバイオーム)が、身体に災厄をもたらす場合を「感染症」とよぶ。
感染症」とは、小さな生き物(マイクロバイオーム)の身体というコロニーから別なコロニーへの移住である。
小さな生き物(マイクロバイオーム)たちは、体液の交流で他のコロニーに移り住み、移り住んだ先のコロニーを破壊する。

キスやハグ、食事などの機会を見つけて、マイクロバイオームは多くの生命と言うコロニーにその生息範囲を広げる。
無論、他の生物の力を借りる場合もある。
そして、マイクロバイオームの思惑に従って他の生物が動く時、操っているかのごとく見える。

多くの哺乳類(特にヒト)においては、セックスが一番のチャンスである。
種を超えて移住することも多々ある(と言うよりも、種などという概念はごくごく最近の生物学上の発明でしかない)。


そして、感染しても症状が出なければ「病」ではない。

症状を出すなどというのは三流の振る舞いである(笑)。
一流のマイクロバイオームは何の痕跡も残さず、地に増え海にあふれる。



そして、破壊ではなく、喜びを與えることもあるだろう。
セックスの時に、何らかの物質がパートナーの受容体に達することで体内の化学変化を呼び起こすのだから、解明するために実験をしてみたいが予算とチャンスがない。



ここしばらくの「剛力彩芽」バッシングを見ていると面白い。



いくつかのメディアに見られる『結婚』という枠を非常に重視している視点である。
「結婚ー>離婚」と言うプロセスを経たらセックスをしていても「◯」で、結婚していないのにセックスを暗示する行為は「×」である。
というものである。

これは面白い。




家というシェルターが感染症に対しての防波堤であった時代の名残であろう。
結婚というものはオンナを家に迎え入れることで、監視下に置くことが可能であった。
また、オンナの側に対する不倫に対しての身体的な処罰も容認されていた(男がいなければ出来ないのにね)。

そんな時代、結婚しているオンナとのセックスはセーフティなのであった。
結婚の相手が自分とでなくとも、コミュニティの中の誰かとであったら問題はなかった。
つまり隣人の妻もセーフティなのである(ただし、同じ宗教を信じているとか何らかの形での同一コミュニティの一員であることが必要であったと思える。会社の同僚とのセックスは行きずりに出会った相手とのセックスよりもセーフティである。)
無論、「妾」とか「遊郭」といった「共有」されている「オンナ」でも構わなかった。










しかし、今は全く違う。
家庭には年老いた両親もいなければ、子供は学校に預けられ、自分は毎日会社に出勤することになる。
おまけに、携帯電話が自由に連絡を取らせてくれるし、出会いサイトなどという便利なもの(笑)もある。

僕らは自由になったのである。そしてエイズはますます感染を広げていく。








私達にとっては食事をするようにセックスも必要である。
しかし、両者(性と食)こそが災厄の源である。


部屋の中にじっとしていられないのが不幸の始まりなのである。




擁護派、バッシング派に共通していられるのは「彼女が経験がない子供」であるという視点である。
これって、本当に馬鹿にしている(笑)。

すべてのオンナは「狡猾で計算高く、誠実な嘘つき」である。
男はオンナがいなければ生きていけない。
そして世の中の「財・権力」は男が動かす場合が多い。
その男のジョイスティックを握るのはオンナである。


バッシング派の多くは年寄りで、メディアで権限(キャスティング)が有りあわよくば(自分を操縦してもらいたい)と思ってもおかしいとは思わない。
彼女はそういう連中と上手く付き合ってきたのだ。
並大抵の大変さではなかったろう。

西部劇で酒場によそ者が入ってきた時に喧嘩になるシーンを思い出す。よそ者は、感染症と災厄を持ち込み、オンナを持っていく。持っていかれた男たちの怒りは並大抵ではあるまい(笑)。どうせ僕には関係ない。




擁護派は、彼女が操縦する「財と権力」に興味があるのだ。
モリカケ問題でも権力者がオンナに操縦されて、行政を私物化したではないか。
理想を実現するために税金を使うことはいいことなのだが、あれはあまりにずさんであった。適正な議論も手続きもなく転落的にお友達に税金をばら撒いたとしか見えない。
しかし、彼女が操縦するジョイスティックの先には「金のなる木」と自家用ジェットがある。




全てのオンナにとって、彼女はヒーローである。
そして多くの男にとっては「オンナ」の本質を感じさせる彼女は「自分の小さを感じさせるトゲ」である。




ああ、このお話の最後はどうなるのだろうか?
剛力彩芽さんにはハウツー本出してもらいたい。
How To Marry A Millionaireである。



オンナ:性的な交流のパートナーの意味で使っています。LGBTQの場合はその男の嗜好に従うと考えています。


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