幸運な病のレシピ( 585 )昼;手羽先の唐揚げ、父の昼食

今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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【 2018/8/11の食事 】


14時前に昼寝から目が覚めた。腹が減ったが食べるものがない。手羽先を唐揚げにすることにした(笑)。

呼びに行かなくとも父がきた。「夜にとっておいたナス炒め」と「揚げたての手羽先」を出した。



糖尿病は贅沢な病だ。
何か作らなければならないのだから。

朝、100mg/dl台になった。
底が戻ってきたようである。
1時間で122mg/dlである。
「手間かける贅沢」ならば金がなくとも出来る(笑)そして、生活習慣病に最も遠い。



料理の大事なところは臨機応変
何時でも、なにか材料があればすぐに作り、手早く後片付けをする。

手順を共に生きる家族で共有して、常に変わっていかねばならない。



市場経済が提供する料理はコストに縛られるために、嗜好品に依存している。
決定的に必須タンパクと必須脂質が不足する。



サプリメントメーカーや医療は恐怖で治療に向かわせる。
昨今では血液検査から何が不足しているか探る。
しかし、「体内の代謝」はあまりに複雑過ぎて検査値では測れない。




家族というコロニーは「遺伝形質とマイクロバイオーム」と「食事と言う関数の」のタイムマシンである。
そのタイムマシンは、コロニー全体を守る。

自分というコロニーに何が不足しているかは「美味しさ」が教えてくれる。
だから、好き嫌いは大事なのだ。
だから、僕は毎日父の食事を作り一緒に食べる。
そして、30年後の自分をそこに見るのだ。





季節でも変わるし、素材でも変わる、家族や自分が年をとっても、変わる。
変化を受け入れて、柔軟に変わっていかなければならない。
食物連鎖という安定した生き方から脱するために私達はコミュニティというコロニーを作り、そのコロニーが食事の方法を記憶した。
そう考えると、生活習慣病の本当の因果関係が見えてくる。



変わっていく環境に適応するためにはコストがかかる。
そして変わることができなくなった時、多くの災厄がコロニー(社会・家族・個人・細胞)を破壊する。
「循環して再生していくことができなくなった家族」の問題こそが今の問題の「根」である。




「老人だけ暮らす家族(市場の食に依存)・食事行政が運用する介護施設や病院」の「変化できない食」が緩慢な死をもたらしていく。
生活習慣病の本質であり、誰も逃れることができない。




夜はこれに加えて、ハンバーグと春巻きの予定。

いい天気なのでプールに行ってこよう。
市営プールは200円で楽しい。
これも贅沢である。


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