89歳元気な父

2018年7月5日である。

ここしばらく、少し元気がなかった。
体重もずいぶん減った。
ご飯も残すことが多く酒の量も減った。
朝も来ないことが多く、心配だった。


庭の梅を採ろうかと思ったが雨だったので止めて庭に行ったら起きている父が見えたので仏壇に線香をあげて、話をした。

会って話をすることがきっと身体にも心にもいいだろう。

父と話をすると色々なことを考える。
自分の人生の意味や、これからのことである。
母が亡くなって以来、自分の中で何かが変わったことがわかる。
常に人は変わる。


そして、僕は幸運である。

そして、いつか人は孤独の中で死ぬ。


今日は母の月命日である。


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2002年10月6日 父の一番上の姉(40歳位離れている)の百歳記念があった。
その時のものである。非常に元気な方だった。(もう亡くなっている)。
父の家系は長命である。

それでも、10歳年上の兄以外の兄弟は皆いなくなってしまった。



いつも父の食事に対しての姿勢は見ている。
感じさせてくれる事が多い。


Sさんはこの時100歳である。父も詳しくは知らないが、Sさんのお母さんは父の母とは別だったと聞く。
この歌を歌ってくれたのは何とも言えない。100歳といえば、知り合いも友人も、皆いなくなり、長い旅の終わりも近い。考えさせられる。



「妻という字にはかなわない」誰もが、愛には苦しむ。それぞれに壮絶な人生である。