「忖度」と「パワハラ・セクハラ・いじめ」の国(4) 「お前が黙れば丸く収まる」ではだめな理由

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「忖度」とは、コミュニティでトップがその利益を分配視する社会において、トップに気に入られるように動き、その見返りに生活の面倒を見てもらう「社会の仕組み」である。




なぜ、アベセイケンが平気で続いているかというと、皆そうだからである。

僕がかつて印刷会社にいた時にその会社がある情報誌を出そうとしていた。
情報誌というのは、業界に営業してページナンボで広告をとして売り、本屋に流通させて、それ読んだエンドユーザーが広告乗せた会社から物買う環が閉じるのである。
そっれを嗅ぎつけた印刷会社が乗り込んdね来たのである。
まあ、恫喝と懐柔で、結局、新企画は消えた。

つまり、新しいビジネスを始めようとした「僕の入った印刷会社」は利害が生じるもっと大きな会社のコミュニティに入り、いうことを聞くことで生き延びようとしたのである。





今や、行政は最大のお金持ちである。
様々なお金が流れてくる。
それに頼らなければ私達企業は成り立たない。
僕にしても、売上のある程度の部分は「国体の集計システムの運用」である。
もし、政権があんな会社に仕事出すなといい出したら困ったことになる(笑)。

だから、アベセイケンは支持率が高いのである。






それでいいじゃないかという連中はいる。
お前が黙っていれば誰もおかしいと言わないんだからそれでいいじゃないかという。

しかし、その小さなコミュニティがもっと大きなコミュニティのトップから無理難題を押し付けられたらどうだ。
傘下の奴隷はどんな目に合うと思う。





いい例がアジアでの日本の孤立ぶりである。
アベセイケンはアメリカが日本を守ると信じて、「嫌韓・嫌中国」の「思想誘導・雰囲気作り」をしてきた。
北朝鮮の脅威を煽ることで選挙にも勝った。
しかし、これからアメリカはフロントをグアムまで下げる。

そして中国にアジアを委ねるのだ。
中国が、日本は黙って言いなりになる国だと思っていれば、ウイグルのような扱いをするだろう。
文字や分化を奪い、未来を奪おうとするだろう。


まあ、主人がアメリカから中国に変わるだけだから『「セイケン」の担当者=奴隷の元締め』にすればそれはそれでいいのだろうなあ。



「忖度」はナアナアで言いなりになる代わりに給料もらうようなものである。
そして、船が沈没する時に最初に船から放り出されるのは、言いなりになっているやつからである。




これからのアジアの中で日本がどうなっていくか、楽しみである。






政府への批判、内部告発、いずれも、もっと大きな枠組みを信じているからすることである。
僕は今いるところよりもっと大きな価値を信じている。
生活は大事だが、希望を忘れてはならない。




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未来をひらく歴史―日本・中国・韓国=共同編集 東アジア3国の近現代史

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