幸運な病のレシピ( 465 )朝:さばの味噌煮、焼き魚、蕗の豚肉巻き、蕗の煮しめ

今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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【 2018/5/23の食事 】


父の朝食。
なんと、ヨーグルトを少し多めに作ってあげるようになったら少し痩せた。
お腹がほっそりしだしたのである。酒も量が減っている。
だんだん年をとっていっているということなのだろう。
毎日、最後に合って分かれる時、父は「今日もいい日だった」という、僕は「明日もいい日だといいね」と答える。


ゆっくりと、年をとっていって、ある日起きてこない。
そんな人生の終わり方が素晴らしい。




麻婆が余っていたので卵でとじた。仕立て直しである。
焼き魚は必ず食べる。
フキは30分前まで地面から生えていた。うちのフキは細くてスジが取りにくい。
来年は、群生地の土を豊かにする。


昨夜8時過ぎのスーパーで生ダコが半額で売っていて驚いた。
下茹でして、スミを出した後で濃いめの醤油で炊いた。
内臓の所に卵が入っていた。これは嬉しい。


僕の朝食。キャベツはあくまで添え物である。
野菜中心などというバカげたことを言う輩(医者)も多いが、野菜は僅かな栄養素とただの水を運ぶ水筒だ。
野菜(ビタミン)不足から顕著化する欠乏症に対する勝利は近代医学の夜明けの輝かしい勝利のページだった。
しかし、それは昔の栄光でしかない。
生命にとって必要な栄養素はそれだけではない(注1)。そして生活習慣病はそれが問題である。



僕の遅めの昼食
おおよそ、朝と一緒である。
色々としていたのでくたびれてこの後すぐに寝てしまった。

庭の蕗は細くて硬い。いつも母が持ってきてくれていた。亡くなる3年くらい前から持ってこなくなった。忘れられない。








父の食事。
多彩なタンパク質ということでタコは嬉しい。
食べやすいように足の所と、内臓は縦に半分に割った。卵が見えて嬉しい。
シシャモなどもそうだが、一物を全体で食べるのは美味しいものだ。おまけに半額だったからなあ。





トマトは、昼に切ったものを小皿に2切れおいておいた。

魚は、サバを3種類ということになった(笑)。
気が付かなかったのだが、こういうこともあるものだ。
たいてい鮭を焼いているのだが今朝はサバだった。



僕の夕食。なんか地味である。残り物というのはそういうものであろうか。
今日は何も作らないで食べた。
朝しっかりと作っておくと上手く進む。
みそ汁は昨日の余りを食べた。


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生命にとって必要な栄養素
必須アミノ酸と必須脂肪酸(オメガ3、オメガ6)である。
タンパク質を構成する20種類のアミノ酸うち何と9種類をヒトは体の中で作れないのである。
必須脂肪酸についても同じである。
しかし、これらの栄養素は顕著な欠乏症との1対1の対応関係が見えない。
つまり、脚気ー>ビタミンB1」・「壊血病ー>ビタミンC」というような比較的分かりやすい対応関係のことである。



生活習慣病は「臓器や組織の顕著な劣化=老化」なのだ。
老化であるから、対策はない。しかし、ヒトは不老不死を願う。

そして、老化においては様々なパターンが有る。

原因 対策 病名

また、膠原病や難病指定されている疾患などにおいては、原因が分かられていない。


つまり、病気というよりも、その時の生活に対しての体の自然な反応なのだ。
そして、組織の死が訪れて、本格的に機能が失われる。
しかし、それにした所で自然な反応なのだ。

例えば、失明すれば目が見えなくなるのは自然な反応である。

私の専門(笑)の糖尿病でいえば、膵臓が破壊されてインスリンが出なくなれば、筋肉と脂肪組織はブドウ糖の取り込みの許可を得ることが出来ない。
そうすれば、血糖値は下がらない。
これは自然な反応である。


なぜ、それが病気と呼ばれるかというと、「特効薬」があるからである。
医者が薬を得るためには、そもそもその症状に効果のある薬(検査値を正常にする)が必要である。



そう考えると、薬が病気を作るといえる。
とくに、生活習慣病のように「治療」と言いながら終わることの出来ない場合はそう言える。


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