幸運な病のレシピ( 437 )夜:久しぶりに父の家で一杯やった。ピンピンコロリの100歳のための食事学。
今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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【 2018/5/6の食事 】
もう何年か前である。10年システムを開発した会社に騙され700万の穴を開けた(僕の落ち度であり、相手の会社が誠実でなかったと責めても仕方がない)。死ぬ他ないと決心した時に、父は援助してくれた。
おかげで今、僕は生きている。
母が亡くなったときに、父を施設に入れろと言った輩がいた。
今でもそいつらを殺す夢を見る。
夢で済んでいるから、僕はここにいる。
ここ数日父が朝(朝食を食べに)来ないので、実家で一緒に食事をしながら話をした。
誠にまともである。
僕の食事は30年後の自分をどう生かしているだろうか?
父に作っている食事は、伊達や酔狂ではなく、僕がその年になった時に食べたい食事だ。
年寄りは、とっとと介護施設に入れろと人は言う。
そうせざるをえない場合もあるだろう。
しかし、僕はいつ失明してもおかしくない糖尿病患者だ(と眼科医には言われた)。
では、いいではないか。
僕に命をくれたこの年寄りと、少し一緒に生きよう。
どうせヒトは死ぬ。
それまでは精一杯生きよう。
父は 89歳、毎日沢山酒を飲む。
そして毎日今日も楽しかったという。
僕は幸せだ。
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妻が帰ってきたので、食事を用意した。
スーパーで買ったピザを食べた。
しこたま飲んだ(笑)。
人生は我慢大会ではない、嗜好品は程々に。
今年のゴールデンなタケノコの日々であった。
タケノコと味付け肉の炒めもの。
最初に肉を炒めて、少し赤みが取れたら、タケノコを入れて、肉をタケノコの上にのせる。
蓋をして弱火で蒸し焼きにする。
最後に味を整えて、美味しく頂く。