シャーロックシーズン4 その1

参った。

どうも見る気がしなかったのだが、新作のパッケージに入ったDVDを見たならば、やはり借りてしまった(注1)。

素晴らしい、駄目だ、泣けて仕方がない。



ホームズは、単なる謎解きの探偵ではないのだ。


ホームズの依頼人は、犯罪に巻き込まれて世間から追われたり、異常だと断じられたりする。しかし何とかその現実に向き合おうとする。誰も信じてくれない。
そしてホームズに相談する所から物語は始まる。
ホームズは依頼人の言葉を聞き、その洞察力で真実を見つけ、問題を解決してくれるのだ。


苦しんでいる僕を最後まで信じて共に戦ってくれる味方だったんだ。
そうか、だから少年だった僕はシャーロックに夢中だったんだ。
現実に、痛めつけられても、一緒に苦しんでくれる二人がいる。




この動画を見つけた。2018/12/13
このシーンは何度見ても泣ける。素晴らしい。
www.youtube.com





S4 3話 ラスト こちらから

The stories, the adventures.
There is a last refuge for the desperate, the unloved, the persecuted.
絶望し愛されず迫害を受けた人間が最後に逃げ込める場所がある。
There is a final court of appeal for everyone.
誰でも話を聞いてもらえる最後の法廷
When life gets too strange, too impossible, too frightening, there is always one last hope.
人生で奇妙なことありえないこと恐ろしいことが起きてしまった人の最後の希望。
When all else fails, there are two men sitting arguing in a scruffy flat like they've always been there, and they always will.
誰もがお手上げでもむさ苦しい部屋で議論を重ねる二人の男がいる。

The best and wisest men I have ever known.
My Baker Street boys.
Sherlock Holmes and Dr Watson.


そうだった、子供の頃通った図書館には僕のホームズがいた。

今はどこにいるのだろう。

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注1どうも見る気がしなかったのだが..............


シャーロックのシーズン3でモリアーティが生き返るような伏線だった。
おいおい、と思っているうちにyoutubeにモリアーティが出てくるシーンがアップされて、気に入らなかった。まさか生き返らせるのか........
後出しジャンケンは何でもありだから、僕は好きでない。

もう一つ、ワトソンが妻を失うシチュエーションがどうなるのか気になっていた。
これも、どう処理するかが問題である。


「ワトソンの妻問題」はエレメンタリーにおいても存在した。あちらの解決方法は余り良いものではなかった(僕の好みではない)。
なので、配信されていたシャーロックは見る気がしなかったが、ちょうど一段落したので、レンタル屋さんに行ったら、僕をまっていたのである。

杞憂であった。面白かった。

まあ、少し強引ではあったが、さらなる姿が現れている。
3話目のラストでは、「ぐしょ泣き」である。

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