柿をもぎ、干し柿を作り、障子に穴が空いた夜


夕方暗くなる頃、柿をとって、夕食後むいて干した。
紐で繋いで、外にかけに行くのが僕の役目であった。
酔っ払っていたので、大変だった。
楽しかった。










僕の部屋に張り替えた障子をおいたのだが、椅子の背で穴が空いた。

まあ、穴が空くのは障子の宿命。早いか遅いかの違いである。
驚き、少し笑った。

明日、サクラの花の形に障子を切って貼ることにしよう。
昔はガラスが割れたときにもそうやって押さえていたようなきがする。
物が貴重だった時代だ。







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めでたしめでたし