幸運な病のレシピ( 112 ) 揚げ物再生、キャベツ千切、キャベツのみそ汁、エリンギブタソテー、竹輪キュウリ

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糖尿病専門医が「朝飯は食うべきどうか」という事をネットに書いていた。
どこかの県で、「ドーナッツや菓子パンを食べてもいいから朝食を食べる習慣が催事だ」というガイドラインを出したと聞く。

あまりの愚かな話に涙が出てきた。
問題は食べるか食べないかではなく、何を食べるかである。




私達の体は、常に作り直されている。
骨すらも溶かされ再構築されている。
数年ですべての骨の元素は置き換わるのである。

赤血球は一秒間に120万個破壊され作られる(20兆個の赤血球が120日の寿命なのだから)。
血管自身も実際には細胞である。
多くの細胞は平均的に45日で新しい元素に入れ替わる。つまり常に僕らの体は工事中なのだ。
工事をするときに必要なのはタンパク質と脂質である。この2つがなければ劣化した部品で細胞が作られる。





では、食事はどういう意味があるのだろうか?
部品の提供である。決して燃料の提供ではない。
僕は炭水化物を積極的に摂らないが朝の血糖値は140を超えている事が多い。
早朝高血糖という状態である。
タンパク質と脂質を使って肝臓でブドウ糖を作っているのである。

つまり、タンパク質と脂質を補給しなければならないのである。
その観点から、僕は料理を作る。




妻はみそ汁だけで済ますことが多く、僕はタンパク質を取る。
一皿の中には食材から出た油を逃さないように作る。
父はおかずから食べて足りないとき(満足できないとき)にご飯を食べる。
自分にあったものを好きなだけ食べる。
ただし嗜好品(酒や炭水化物、お菓子にセックス、お金や親孝行)には気をつける。嗜好品は私達を狂わせる。
食事を作ることで、家族は自分にあったものを選ぶことが出来る。




今日の朝食

政治的に正しい栄養学によれば、0点である。

しかし、満足である。
失明しても、誰も恨みはしない。





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