幸運な病のレシピ(43) 小茄子の一夜漬け、標準朝食
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小茄子の一夜漬けは旨い。新発田以外では見たことがない。
茄子の漬物は日本中にあると思う。辛子漬けのものとか、少し大きめのものとか、しっかり漬け込んだものなどは見ることがあるが、大きかったり、漬かりすぎていたりでこの味ではない。
ミョウバンと塩でもんで重しして一晩である。
食べごろが本当に一瞬なので、漬けたものを(娘に)送るわけにもいかない。
夏の一時期にしか出ない。お店でも出されることは少ない。
小さい頃から、母がいつも作ってくれた。
小茄子の漬物は僕よりも、妻のほうが上手い。
これも彼女に作ってもらった。
こういう味はどこに行くのだろうか?
標準朝食は前日の夕食をいかに旨く食べるかという工夫がされている。
昨日のモヤシと豚肉炒めをフライパンの中に入れて一緒に温めるのである。
トマトが入ると俄然旨い。
思い切り強火ですすめるのが大事。
レタス、肉、卵と入れて味をなじませていく。
トマトを入れて、ソースにする。
帰省している娘の朝食。
ちょっと小綺麗な皿である。
僕の朝食
雑多に入っている、キャベツも食べる。
足りない時はチーズも食べる。
父の朝食。
味噌汁は昨晩のものである。
ごはんは冷凍されたものを解凍して盛った。
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