元気な父の姿を記録しておきたい。
88歳の父は元気である。
父が虐待されていると言っている輩がいる。
呆れ果てたものである。
認知症だから施設に入れて治療を始めろとか、東京につれていくとか言い出しているのである。
まあ、1000万円ともなろうかという土地を赤の他人に遺贈するというのだから、もらえると思っていたネズミやカエルはなんとかしたいのだろう。
そんなに金が無いのかねえ。
俺も金はないが、父の思いを守る。
そしてこの土地で生きて、いつか死ぬ。
満足だ。
しかし、ネズミにカエル、哀れだが、憂鬱である。
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