生活習慣病としてのうつ病
井原 裕さんの本は偶然読んでいた。
と言うか、精神病系の本はかなり読んでいる。
中でも、いろいろと気付かされることが多かった。
ネットで、公開されていたのに、
ベンゾジアゼピン問題によせて 薬剤師よ、長い物に巻かれるなかれという記事があった。
生活習慣病としてのうつ病という点と、「ベンゾジアゼピン系」といわれる薬の危険性を医師が語っているのである。
.....日本のベンゾジアゼピン使用の現状は、常軌を逸しています。あまりにも大規模かつ常態的に行われているので、渦中にある医師たちは感覚が麻痺して、疑問を抱かなくなっています。これは、自浄作用のない集団が群集心理の追い風を受ければ、いかに逸脱した行動をとるかの好個の例といえます。しかし、この壮大な薬理学実験は、後年、かならずや科学史家によって弾劾される日が来るでしょう。.....
ベンゾジアゼピン系と言うのは恐ろしい薬だなあ。
母が中毒(なくなったと言っては医師に処方をお願いしていた)になった「ディパス」はもう一つの系列の様だ。
受容体のブロッカーはよく効く。薬剤の95%はこの系統である。
糖尿病の薬もこの系統がおおい。
SGLT2阻害薬などはこの系列の代表的なものである。
インスリンはインスリン受容体という膜タンパクが細胞の耳の働きをする。
細胞レベルでの耳栓である。
しかし、現実と向かい合うこと無く、薬で苦痛を感じなくなっていったら、「木偶の坊」になるだけである。
「見猿・聞猿」は何も言うことがない。
「幸運な病」の主題である。
早速、彼の本を1冊買った。

- 作者: 井原裕
- 出版社/メーカー: 弘文堂
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- メディア: 単行本
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「生活習慣」という言葉は便利な言葉である。
生活習慣という言葉からは「清貧」「謙虚」「中肉中背」「酒は飲まず」「一汁一菜」「毎日ウオーキング」と言った習慣は浮かんでこない。
「習慣」という言葉を研究している。
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