2017年の竹の子 3回目14本

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日曜日、Uさんが母の仏前にお参りに来ていただいた。
Uさんのお母さんは数年前に90歳を超えた年齢で亡くなった。
うちから歩いていける距離に家があり、母同士は大の仲良しだった。

僕が小学校の頃、母は和裁の仕事で家を空けていたので、Uさんに預けられて遊んでもらった。
なんというのだろうか、駄菓子屋さんにおいてあった「B4くらいの大きさで、20cmぐらいの厚さ」の駄菓子のマンションみたいなやつを買っておいてくれた。
手を突っ込んで中に入っている駄菓子を選ぶのである。





どうしても、竹の子を差し上げたくて、今朝取りに行った。
14本の収穫である。



こんなに有ったのだが.............



妻の友人と親戚の10人の方にお渡しした。
もうこれしかなくなっている









結構な斜面である。
今日は台の上に置くまな板を持っていかなかったが、有ったほうがほうが良かった。







山で処理してきたものを洗う




アクを抜く


もう少し、雨が降らないと本格的には生えてこない。

前述のUさんの奥さんにお会いして竹の子をお返ししてひとしきりお話した。
竹の子がこうして人の縁をつなぐのだなあ。





もう一軒毎年山菜をいただくDさんにお持ちした。
連休前後にいつも山菜を頂く、今年頂いた「タラの芽・山ウド」は美味しかった。
竹の子をお渡しして、以前から約束していたパソコンの設定をして帰ってきた。
随分なお歳なのだがしっかりしている。蕨が採れる頃にはまた、いただける。
100歳に近いお母さんと一緒に暮らしている。



Dさんは母の親友だったIさんの旦那さん(随分前にお亡くなりになった)の従兄弟である。
明日はIさんに本と一緒にお持ちしようと思う。
Iさんは編み物時代の母の親友でいつも僕の事をマアチャンと呼んで遊んでくれたものだ。

子供時代の僕は地域で育てられていた。



もう一人、お渡ししなければならない人がいるのだが、電話がわからない。
「幸運な病」の後書きに出てくる「眼科の婦長さんをなさっていた方」で、僕の糖尿病と母の中毒を心配してお話を聞いていただいた方である。
本も差し上げなければならない。



人の縁というのは不思議である。
つくづくそう思う。





東京と神戸の友人5箇所に送った。





見積もりあげなければならないから、死ぬほど忙しいのだが、これも母の縁である。
とても大事なものだ。


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父の昼食である。昨日作った「ひき肉と竹の子と大根のトマトスープ」と近くのパン屋さんの塩バターパンにサラダである。
大根の乱切りって、トマトソースによく似合う。
作り方はミネステローネと一緒である。
ひよこ豆が入っていないが.......

僕はパンと果物がなく、チーズと鶏肉がついて、おかわりする。


朝食べようとしていたら父が来た。





僕の朝のメインディッシュ。



竹の子、身欠きにしんの炊き。
ニシンが五分乾きのものだった。
マズイわけではないが、やっぱ、本乾で作りたい。
しかし、時間がかかって大変だ。




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