のんさんの本を買った
僕は、NHKの朝のドラマ「あまちゃん」を見た事がない。
一度、テレビ(たしかお昼の番組)でゲストに出たのを見たことがあるきりだった。
国民的な女優と言われながら、その後、事務所とのトラブルで見ることはなくなった。
色々なネガティブキャンペーンが行わえたことは知っていた。
バッシングの嵐が吹き荒れ、大変だったろうなあ。
まあ、事務所というのは鵜飼のようなものだから、仕方がないが、奴隷を恐怖で繋いでいるような感じがして、愉快なものではない。
さっき、「のん」という名前で本を出していることを知った。
- 作者: のん
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2017/03/15
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
すぐに買ってしまった。
本の到着が楽しみである。
僕はいつも「千葉すず」さんのことを思い出す。
お元気なようででよかった(特に知り合いではないが、水泳を愛するという意味では......おいおい)。
スノーボードで日本代表になった人のことも思い出す。
人気が出た後で自由に振る舞まおうとししたときに、「干される、バッシングされるパターン」は「上に従順な奴隷」に特典を与え、自分は黒幕として振る舞うビジネスモデルである。
上からしてみれば、自分たちがチャンスを与えたのだから恩返しするべきだと考える。
まあ、商品なんだかあら、売れる時に売っておかなくっちゃなあ的発送である。
売られる方からしてみれば、そのチャンスを活かした自分の才能であると考える。
売れなくなった後でも自分の人生は続くのだから、その保証は欲しいだろう。
この閉鎖的なモデルは、家庭にも、学校にも、職場にもいたるところで見ることが出来る。
宗教や政治の根源であり、人というコミュニティで生きる生命のルールである。
そして、そのルールの破壊もそのルールの一部であり、次の包摂を生む。
関係の破壊というものをどう捉えるかで見え方はガラリと変わる。
奴隷もいつかご主人様となる。
それの繰り返しである。
しかし、人生で確実なことは一つ。
世の中には何の保証もない。
865797
僕は18年前に鉄工場で組合委員長をしたことがあって、今でも、あの頃のことは思い出す。
先日、まだ少し残っている会社(一部の部門)に行ってきた。
組合当時の副委員長がまだ在籍している。
ひとしきり話をしてきた。
本を出したこと、父が元気なこと、当時の人達が何をしているかの話、楽しい一時だった。
まだあの時のことは思い出になっていない。
会社から離れたあとで本社から300万円の損害賠償の裁判を起こされたことや、数々の裏切りの事は思い出すと気が狂わんばかりである。
あの時のことが僕の原点である。
しかし、当時の関係者も、多く鬼門に入った。
今のプロジェクトが一段落したら、当時の資料を引っ張り出してみたい。
もう1冊本が書ける(笑)。