いい医者・悪い医者 ガンに関しての研究(3) 

がん患者が「がん」で死なないのはなぜか?

父の友人の奥さんが、亡くなった。
当然90歳に近い年齢だった。

2016年の初めの頃、転んで骨折した。
3ヶ月入院して骨折は治って、退院しようとしたら「お腹がいたい」と訴えた。
痛みの原因は「院内感染」となって、入院継続である。
半年後になくなった。

恐ろしい話である。

もっと恐ろしいのは、残された家族が、その病院の医師を「名医だ」ともてはやしていたことである。
確かに、入院して全く異なった病気でなくなるというのは異常である。
しかし、遺族は諦めるために「最高の治療を行った」と信じたいのである。

そういう、遺族の意識が同じことを繰り返させているのである。



「専門家だから大丈夫」「この医師は5本の指に入る」「大学病院で俺の症例をたくさんの先生方が議論した」
医者自慢、病気自慢ってどういう意識なんだろうか?自分が大物だと思えるのだろうか?
結局直せないのだから、ヤブ医者である(笑)。




ちなみに、母の弟(の叔父さん)に当たる人も25年前に入院して1週間で亡くなっている。




入院はホテルと違う。
しかし、市場において患者の奪い合いがあり、「病院経営」というものがある。
市場経済(良いものが売れ、高品質なサービスが提供される)という幻像が多くの問題を生む。

経営というのは利益の極大を目指す。当然、他との競争に関係ない部分のコストは低くおさえられる。
一番抑えやすいのは、食費であろう。

それは当然である。

患者の意識がすべての問題の根源である。
しかし、患者は医師に頼ろうとする。結局はいい医者に出会うことが生死の分かれ目になる。



がん患者はがんでは死なない (YUBISASHI羅針盤プレミアムシリーズ)

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面白い本だった。
色々ろ考えさせられる。



今度、この本買ってみよう。
果たして社会構造の問題として捉えているかなあ。






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