人生も旅も添乗員はいない方が良い。

添乗員というのは、アドバイスをもらえて、その範囲での責任を取ってくれる存在と定義する。
添乗員のいうことを聞いていれば安心であり、自分の人生の不安な部分をアウトソーシングできるのである。

やはりアウトソーシングであるから、中身も質も金次第である。


医師が患者に治療することを考えるとよく分かる。
医師は病気になった人の人生の添乗員なのだ、しかし問題は「医師」には患者としての経験は不要な点である。
なおかつ、守れない指示を出す。危険な状態になってもそれは患者の責任なのだ。

そして共に生きることはない。


昨今、糖尿病関連の書籍が多い。コンセプトは『医師が糖尿病になったら気が付いた』である。
少し前は「末期ガンになって気が付いた」だった。
こういう本が多く出ているというのはいかに患者の気持ちを知らないのかということの裏返しである。




細野不二彦さんという人がいて、僕は結構好きなのだが、彼の本昔読んで楽しかったなあと思い出した。
この本は面白い、アウトソーシングの欠点を語っている。
終わり方が唐突だったがなあ〜


ギャラリーフェイクも良いけどな。
ゴルゴ13と同じでなかなか年取らん。
サラちゃんかわいい上にお金持ちである。
羨ましい。


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