How Train your dragon ヒックとドラゴン小論

ヒックとドラゴンってあまり好きではなかった。
ドラゴンがあまりに都合よすぎる設定であったからである。


続編があると聞いて、どうなるんだろうかと思っていた。
ダメ映画である方に1票という感じであった。


ヒックとドラゴン2」を家人が借りてきたので、一番ラストをみた(笑)。
ちょっと考えさせられるた。というか、ラストだけで泣いてしまった。



ドラゴンを、人の内面にある獣(欲望)であると考える。
そうすると面白い。というかそう考えなければ何も面白くない。


大体からして、題名からしてそうではないか。




子供が(傷ついた)ドラゴンと出会い、驚き、当感し、友達にろうとする。
大人は捕まえて、殺してしまうべき物として常に戦い続けている。
やがて、ともに生きる蜜を見つける。
そうなのだ、何で「1」を見たときにそう思わなかったのか不思議である。


コミュニティの構成員の変化とそのアンバランスをいかにバランスさせるかという物語であると考えればいい。
その1では、ドラゴンを否定する方向であったコミュニティが、肯定する生き方を知る。
その2では、新しい生き方を生きているコミュニティに対しての外部からの圧力の物語である。
そして、コミュニティに新たなバランスが生まれることで物語は昇華する。


なかなか、面白い。



ラストの音楽がいいなあ。

"Where No One Goes"

Let the wind carry us
To the clouds, hurry up, alright
We can travel so far
As our eyes can see

We go where no one goes
We slow for no one
Get out of our way

I'm awake when up in the skies
There's no brake up so high, alright
Let's make it our own,
Let's savor it

We go where no one goes
We slow for no one
Get out of our way

[2x]
We slow for no one
We go where no one

We go where no one goes





ラストだけでなく、全編を通してみてみたいが、ちと忙しい。

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