初七日の雪、食器と食事の関係

今、食器を片付けていたのだが、使わなくなった食器がある。
なんとも複雑な思いである。

当たり前であるが、死ぬと食器を使わなくなるからなあ。


これからは、父が自宅に来て食事をする。
母の在命中は、汁を鍋に入れて、煮魚、刺身、とヨーグルトである。
今は、一人分の食事を一皿に取り分ける。

一人分の食事って、御斎の席のようだねと妻に言われた。
そうだねえ、そのとおりだ。





初七日に遅い雪が降った。
遠い山の方は真白になったが、里は薄っすらと白いだけである。

まゆが、『葬家の犬』でなくなった。
ここ数日の分、散歩したりしてもらっている。


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