糖質制限論者の誤り、糖質は『ヒト』にとって大変重要であり、私達は今も進化(適応)し続けている。

糖質制限を初めて知った時は快哉を叫んだ。

だって、炭水化物が多い環境はヒトに適していないのだから、悪いのは農耕による文明化なのだということだから。

確かに文明化は悪いことだらけだ。


毎日、アクセク誰かの為に働かされて、『こんな生活はもう嫌だー』
そうだ、原始時代ならば、ヒトは地に溢れる食物を食べ、季節の野菜を食べ、子供を愛でて、年老いていける。
あ〜あの時代が懐かしい。
言ったこともない時代を懐かしむ。


これを「原始時代(バレオ)ファンタジー」という。

しかし何か「違和感」がずーと有った。言葉にできるようになったので、書くことにする。

結論を書くと、私のような糖尿病患者は炭水化物の洪水に上手く適応できなかった。
もしくはバリアを失った生活が「尋常ならぬ炭水化物の大洪水」を自分の体に招いてしまった。
その為に、膵臓の機能を失い、血糖値を上手くコントロールできなくなったのである。


多くの人々は、炭水化物の洪水の中、生きているのである。
多くの場合、医療の恩恵を受けながら、生活を続けているのである。

私たちは、洪水の中、何もなかったように雄生きるには、まだ時間がかかるのである。
もしかしたら、難しいかもしれないが..................。

炭水化物は、今の人類の形を創りだしたし、それをどうのこうの言っても仕方がない。

問題は「バリア(防壁)」を失った私たちは自分を守るために何をすべきかということである。



今では5月の頃書いていたこと(1)(2)にはあまり賛成出来ない。炭水化物は人類を滅ぼさないと思っている。この問題は複雑である、そんなに簡単に白黒つくとは思えないのである。


1)進化とは一つのゴールに到着することではなく、生命が『常に変わっていく環境』に適応した姿に変わる不断の変化である。

現在の私達の体は、炭水化物の多い環境に適応していると思っている。
どんどん変りながら適応している。
いい例が、人種(生活様式の違い人の集団)間の糖尿病のタイプの差である。

白人と呼ばれる人たちは、インシュリン抵抗が高くて血糖値のコントロールが効かない場合が多いが、日本人と呼ばれるヒトにはインシュリンの分泌が悪くなっている場合が多いという差である。

これこそが、進化(適応)のいい例ではないか。

わずか数年で、生命は環境に適応していく。
1万年もあったのだから、農耕とそれに起因する環境の変化に対応しようとしないはずがない。

残念ながら、歴史の中の多くの時代においては、炭水化物は、兵士のエネルギー源だったと考えられる。

それが変わったのが戦後に強く浸透する『グローバリズム』である、
兵士や支配層の建築物、より大きなエリアでの農耕のための労働力に使われていた『炭水化物』が企業の利益のために使われるようになったのである。
農薬や肥料、水利を駆使して、炭水化物の生産は飛躍的に伸びる。そして、経済的な利権を得るために多くの人々の生活を洪水の中に落としていく。



私たちは今でも進化しているのか?

私たちは今でも進化しているのか?

2)農耕はそれ以前の社会より大きなメリットを与えている。

バレオ(原始時代)は決して平和で安穏とした時代ではない。
ヒトはヒトを補食して、常に命の危険があり、女、子供は強い男の欲望を満たす存在である。
母は子供を操り、共同体の中で安穏を手に入れようとする。

採取狩猟生活というのは厳しい生き方だったようだ。
今のサラリーマンも厳しいが、まあ、生きることが厳しいのは仕方ないことである。

農耕による炭水化物の増産とその滴効果によって、全ての形は変わっていく。


暴力の人類史 上

暴力の人類史 上

早く下巻を買いたいのだが................
ピンカーさん大好きである。


ここに詳しく書いてある。



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