運動後一時間、夜間の値は血糖恒常性のセットポイントを表してはいないだろうか。
【血糖プロフィール ソフトの仕様】
しばらく前から、考えていることがある。
血糖恒常性のセットポイントに関してである。
幾ら血糖値の改善を行い、運動をして下げても、ある程度の値まで上がるのである。
そしてある値の所で止まる。
そんなことが繰り返されているようなのである。
血糖恒常性が向かう値を下げなければいけないことが分かる。
検査値の正常の範囲というのは、おおまかにこの値を言う。
僕らは検査値を原因とみなしがちだが、検査値は結果でしかない。
原因は生活の中にあるのである。
ある現象が、結果なのか原因なのかという事を切り分けるのは実に困難である。
イジメなどの問題でも同様である。
「インスリン」や「血糖降下剤」と呼ばれる『治療』の問題は、原因をそのままにして、結果だけの辻褄を合わせようとしている所にある。
僕は25年の糖尿病歴からそれを知った。
さっき思ったのだが、運動して1時間過ぎた時点の血糖値(もちろん飲み食いなし)というのは、糖新生の結果が反映されているような気がする。
血糖値が、血糖恒常性のセットポイントより低くなったら元に戻そうとするのだろうから、その時点の値を見ればある程度の予想はつく。
あと考えられるのは、夜間の値だろうか。
僕は運の良いことに夜半に起きて仕事するので、1時とか2時とかの値が取れる。
暁現象も起こっていることがよく分かる。
朝食前の値が+10とか+20されているのである。
2015/6/20の記述に130mg/dl位ではないかと書いてある。
この頃の、夜間血糖値がその辺りを前後しているのである。
今は120-110位が多い。
しかし、運動後に一旦下がるが、1時間程度でまたのアップして戻る。
その戻る値は130mg/dlくらいに落ち着く。
もちろん何も食べていない。
少し今までの分析から統計をとってみたい。
そんな自分のニーズがソフトの仕様となっていく。
ソフトの名前「Diabetes Profiler」がいいかと思って、検索してみたら色々と出てきて面白い。
『Brittle Diabetes』と言う言葉を知った。
血糖値のコントロールが難しい病状の患者を意味している。
不安定糖尿病と日本語では呼ばれる。
これはすごい話だ。
しかし、僕も糖質が血糖値を上げるということを知っていた後も、蕎麦食ってガンガンあがったり、2k泳いでどんどん減ったりしていたからなあ(笑)。
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