2015梅干つくり(4) 白い膜がはった。

2015年の梅干し作りはこちら    前回(2010年)の記録はこちら

7月3日の事である。
母が「梅干し博士さん(僕のこと)、梅干しの樽になにか白いものが浮いているよ」と言うのである。

ビックリしてみてみたら、紫蘇で染まった赤い梅酢の表面に白いものが浮かんでいるのである。

産膜性酵母(産膜酵母)と言うものらしい。
梅干しは発酵食品だとよく言われるが、こういうことだったんだなあ。
梅酢の状態で起こることもあるそうである。

なんか嬉しくなった。


ネットで見てみると熱湯消毒したり、煮沸したりする人が多いようだが、そんな事する必要はあるまい。
発酵とカビの区別は、人に役に立つ微生物の増殖活動、つまり人が食べられるのが発酵、そうでないのがカビである。



膜の上が乾いてくるとカビが発生するそうである。

毎日かき混ぜてやればいいだろうなあ。
まあ、ヌカミソの床と同じだなあ。

どんどん働いて梅干しを旨くして下さい。



どうなるか楽しみである。




606268


結果的に、土用の梅干しを始めるまでに3回位膜をとったような気がする。