空腹の研究 (7) なぜ、空腹なのに血糖値が高いのだろうか?

2015/6/8から6/9にかけてのことである。

前から、空腹感と血糖値の奇妙な不一致に不思議な思いをしてきた。

従来、満腹中枢(視床下部)が血糖値をモニターしていて、
低くなる=空腹--->摂食を促して、
高くなる=満腹--->食べるのを止める
だと思っていた。

空腹を感じた時に測定すると、血糖値が高い値の場合が、結構多いのである。
また、プールで泳いでいるときは空腹を感じないのである。


2015/6/8は3回プールに行って、3回めの記録が、『-53の188->135』だった。
そして一時間後に猛烈な空腹に襲われたので、測定したら『+40 135->175』なのである。
なぜだろうか?

睡眠に入り、小水で起きた2時間後には、空腹感が無く、血糖値は -27の148であった。
そして、空腹のないままに時間が過ぎていく。

1km近く泳ぐと筋肉は血糖値を下げる。
まず、これは、どのくらいインシュリンが出されているのだろうか?
30-40分の運動で-53と言うのはちょっと大きい数字である。

運動をしたから、特別なご褒美なのだろうか?
インシュリンを出す余力があるならば、なぜ運動をしていない時には出てくれないのだろうか?

すみません、勘違いしていました。GLUT4の記事をお読み下さい。
運動すると、組織はインシュリンの助けなしにブドウ糖を取り込んで栄養にするのでした。



血糖ホメオスタシスのセットポイントの存在を僕が仮想するのはそのためなのだが......



運動にもよるし、スタートした時の血糖値でもばらつく。
運動がいいと言うのは分かるのだが、どうも法則性が見えない。

水泳の記録はこちら。


満腹中枢という考え方は単純すぎるのだろうなあ。


明らかに、『糖質制限+水泳』で血糖恒常点は下がってきているし、体脂肪は減っている。
腕にも筋肉が付き始めている。

運動<=>空腹のサイクルをもっと意識してみよう。

また、沢山測定するのだなあ(笑)。
一回150円だぜ(涙)


けど、ちょっと羨ましいだろ。

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