空腹の研究 (4) 空腹と満腹はなぜあるか

糖質制限を初めて、最初に感じることは「空腹」の感じ方の違いである。

糖質を撮っていた頃は、「耐えられない空腹」「満たされない空腹」とでも言うべき感覚にとらわれるのである。

残念ながら、「感覚」は「言葉」では伝えられない。相手の言葉を通じて自分の体験から類推するだけである。

糖尿病の状態では、いくら食事しても満腹がないのである。当然「腹八分目」などという感覚もない。




糖質制限を行うと、空腹が感じられるようになる。
そしてその空腹は我慢できる空腹なのである。
この「我慢できる、出来ない」の違いが経験がないとわお在らないのである。


例えば、ラーメンを作る、スーパーに半額の寿司を買いに行く、牛丼食べに行く、コンビニで冷凍弁当買う、大体毎日夜の日課であった。それがなくなったのである。
好きでガンガン食っていたわけではないのだ。





2015/5/20は、朝食べただけで寝るまで一切食べなかった。

昨日から始めた絶食実験は、運動を組み合わせることで「血糖値のセットポイント」を下げることが出来るのではないかと言う『仮説』に基づいて行ったいる試みである。

今日もやってみようと思う。
ちなみに、相当大量に食べているのである。

体重は5/21の朝には85.2kgになっていた。昨日は86.7kgであった。これも嬉しいものである。


昼夜抜きの日の朝ごはん
レバニラ、キャベツともやし炒め、ナスと挽き肉のトロトロ煮、イカの煮付け、ホタテの卵とじ


御飯のあとに251に上がるが200に落ちてプールに3回行ったら155まで落ちた。

0:00 8:00 11:20 12:20 30:30 15:00 20:00 21:00 4:20
起床時 朝食後 プール1前 プール後 プール2前 プール後 プール3前 プール後 8/21朝
199 251 204 181 156 159 155 155 159

単位はmg/dlである。

3回目のプールの後は、減らないのである、155になる。
ある程度時間(20分位)が開いているので更衣室で測ってみて、帰って測れば運動直後とその後の数字が分かる。

何も食べていないで運動をしているから「実質上昇」があるのは「血糖ホメをスタシス」が総設定していると思われるのが、いかがなものだろうか。

21日も同様の実験をする予定である。





どんなに糖質を取らなくても、どんなに運動しても、血糖ホメオスタシスが向かう血糖値があるのかどうかの実験である。
どんなに絶食しても、運動してもその数字以下には行かないというポイントがあるとしてだが.......
論理的に考えればその点はあるに違いない。



5/20の数字からすると、僕の今の場合、「155」くらいにあるような気がする。

運動直後に下がって、少したった時間に上がって、まま維持されているとすると、かなりの妥当性があるような気がする。
今日実験してみることにした。





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