昔、鬼畜米英、今、イスラム国(4)宮粼駿さんの インタビュー2

表現の幅が狭くなっていることを論じている。

イスラム国を悪く言わないと刺される」と言った鈴木さん(ジブリのスタッフで彼の片腕)を刺されればいいと言い放ったり面白い。
そんなことは冗談でも言ってはいけないと言う。

怯懦な人間だけが自己規制すると言う言葉はたしかに勇気つけられる。
アーチストとして生きてきた言葉は素晴らしい。


しかし、企業の垂れ流す金で食っていくビジネスモデルの中に生きる彼(経営者としての立場)にはつらいものだろうなあ。
その辺をもっと突っ込んで欲しかったなあ。

マスコミが「戦前の鬼畜米英」状態になっている事とかね。






ローレンスレッシングさんはその著作の中で、ネットのコミュニティの中でも一番問題になるのは「自己規制」であると論じている。

もっと考えなければならない。


個人として、社会の価値を信じる事で、「内部告発」は生まれる。
多層的、多重的に自分の属するコミュニティの中で、どの属しているコミュニティの価値を信じるのかと言う問題である。
詳細はこちら(「信頼と裏切りの社会」 2013/12/24 ブルース・シュナイアーの紹介)で見て頂戴。

ちなみに、この両方の本ともに僕が大好きな「山形浩生さん」が絡んでいるのである。






自己規制とは、怯懦な僕ら自身の問題である。
心のなかの壁をどう超えるかの問題である。






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