ノーマ・レイを忘れない。mixiから引越し 2006年09月18日 12:56

ノーマ・レイと言う映画大好きである。
時折、見直す映画の一つである。

先日、ブログのページにコメントが書かれていた。
嬉しかった。

その人（ETCと言う英会話の学校のようであった）のページに行ったら、映画から学ぶ英語のページがあった。

結構ハードな内容の映画に関して欠かれているページがあり、面白かった。
僕はアイルランドの歴史とか大好き。

そして、もう一つ大好きな労働組合の話もあった。
僕の大好きな「ノーマ・レイ」に関して書かれているページがあった。

とても興味深く読ませていただいた。

この映画は労働組合の頃のことを思い出させてくれる。
実話に基づく映画だということは知っていたが、ノーマのモデル（Crystal Lee Sutton(クリスタル・リー・サットン)）のことは知らなかった。

このページを見つけた。

今度、ディラン・トマスの詩集を読んでみよう。

以下引っ越しした内容である。

2006 マーティン・リット サリー・フィールド, サリー・フィールド, ボー・ブリッジス, ロン・リーブマン

サリーフィールドと言う女優は不思議な人だ、フォレストガンプのお母さん役が有名だと思うけど、僕は、この映画の彼女が大好き。

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会社員っていつの間にか人生の生き方になってしまう。その会社から給料もらって、ローン払って、家族養って行くうちに、給料もらうのが人生の目的になって来てしまう。

人として生きることの大事さや、ひとを思いやる心も失って行く。
会社行って８時間自分の人生を売ってしまうんだね。上司の命令からと言って、平気で人の人生を打ち砕き、書類の一行にしてしまい、自分の心から消し去って行く。いつの間にか、残りの１６時間も売り払っちまうんだね。
後に残るのは小さなマイホームと心の通じない家族、そんな人生を送ってしまうんだ。

そして、自分の中には何も残らない。

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彼女は南部のちっぽけな紡績工場に勤める女工（？）母も父も紡績工場で働く。自堕落な女で三人の子供がいるが、三人とも皆親が違う。ただ自分が生んだと言う子供がいる。教育も受けず、誰かの為に自分がいるのだなどと言うことは思いもしない。そして、美しい容貌と肉体を持つ。

彼女は、どこかの誰かとセックスをして、心の空虚な部分を埋める人生を送る。けっして地域の男達に逆らうことはなく、紡績工場の城下町である小さな町から出ることも出来ず生きている。

そんな彼女が、よそ者の労働組合の活動家と知り合うことになる。そして、自分自身が人間であること、誇りを持つべきこと学ぶ。

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経営者て言うのは卑怯者。社員の中で頭の良さそうな人間がいたら、少し給料が良い仕事につけさせる。その仕事は皆を監視する仕事。団結させそうな奴がいたら、そいつに給料を少しいっぱいあげて監視する仕事につかせるんだな。
分割して統治せよ（Divide and rule.）てやつだね。

それでも、人としての心を見つけた人間は追い出してしまう。それも他の可愛そうな奴隷を使って。

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彼女の母が、聴力を失い、ひどい扱いを受ける。経営者にもっと待遇を良くするように働きかけるとひどい目にあわせられる。彼女は地域からも村八分にされる。労働組合の活動家ともできていると噂を流される。とても素晴らしい男性と出会ったと言うのに....

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彼女が子供達に語るシーンが有るのだけど、僕はそこを思い出すと涙が止まらない。いいよ。
本当の家族ってともに生きることを決意した人間の集まりを言うんだね。

彼女が工場の中でUNIONと書いた段ボールを掲げる所、思い出すだけでぐしょぐしょになってしまう。

二回目に見ると、冒頭の紡績工場のシーン、綿が音もなく蝶の用に様に工場の中を舞、「It Goes Like It Goes」が流れる場面を見ただけできっとジンワリ来るからね。

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映画の終わりでは、活動家と彼女が工場の前で別れる。
冒頭の工場で働いていた教育もなく、心ももたず、人生を生きていなかった女性はそこにはいない。
自分の生が誰かの為になる事を知り、自分の人生を生き始めた女性、本当の意味の家族を持った女性がそこにいる。

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組合の委員長をやっていた頃のことを思い出すから、ことのほか僕はこの映画に弱い。
http://www.inet-shibata.or.jp/~diet/K_KUM_START/index.html
僕にとってもあの頃のことは、まだ過ぎ去った過去にはなっていない。

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