もう30年以上前の海外ドラマ
確か、日曜の午後だったと思う。
孤独な中学生か高校生だった僕はNHKの海外ドラマを見ていた。
車椅子で生活している若者と、年配の2人が施設の旅行でフェリーで移動する。
憂鬱な自分の人生を語り合って、やがて打ち解ける。
若者はトイレで車椅子ごとひっくり返って、汚物にまみれてしまう。
教会(多分施設の関係の人たち)のシスターの所にそのまま行ってこれでも神を信じろと言うのかと言う。
ラストは2人、車椅子を走らせながら声高らかに笑うのであった。
何と言うドラマだったんだろうか。
若くて、神様の意味も何も知らない僕は何を意味しているのかさえも知らなかった。
今でも、良く分からないが.......
『男たちの旅路』と言うドラマの最終回を時折思い出す。
パラリンピックの報道を見てふと思い出した。
友人に借りた「累犯障碍者』なんかを読んだ事を思い出す。
いつも憂鬱になる。
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