いじめ

先日、教員の人と話しをする機会があった。

いじめの話になった。

僕は、以下の様な事を話した。

いじめは『性欲』の問題であって、現在の様な教育で解決は出来ない。

現在の様な教育と言うのは「教室に性欲が存在しない」と言う考え方がドグマになっている教育の姿勢である。

一生、セックスと言う物と人は付き有って行かねばならない。
しかし、「セックス」とは何であるのかに付いての教育は無い。
そこが問題である。

生物学的な「性教育」はあるが、社会学的なそれはない。

いつ誰とどこでどのようにセックスするべきか教えられない。

そこが問題である。


性欲が自分の中で感じられる様になり、どのように対処していいか分からない子どもが『他人』に対しての「支配」で性欲を発散する。それがいじめである。



誰かがいじめられている事を見るのはAVの鑑賞と同じで、気持ちいいのである。
だから傍観者は居ない。

みな楽しんでいるのである。
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先生には「性欲が無い」と言うドグマも問題である。
毎年、多くの先生が、子どもとの性交渉で懲戒になるが、一番の問題は発生する事ではない。
子どもに性欲を持った先生をサポートする体制がないことである。
カウンセリングが必要だが、それは論じられていない。

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教室と言う猿山で、ボスザル(教師)が誰かを注意する。
適切な注意でない場合、猿達は、その猿をいじめても良いと言うサインだと判断する。

ボスが見ていない所で、No2の猿がいじめられる猿をいじめる。

いじめのサインはボスザルが出しているのだ。

教師は自分の対応がそう言う事を起こしている事を意識しなければならない。

既に自殺して亡くなった子どもは、謝罪も補償も何もできない所にいる。
繰り返される事をもっとみんな考えなければならない。

僕はあの頃の自分を助けたかった。


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パンツが見えるくらいズボンを下げる事、髪を染める事、そのようなファッションはいずれも自分がどんな状態なのかを他者に示す行為である。

ヒトの性行為は非常に複雑である。
他の動物と違い。性行為をしたいと言う事を何らかの行動で示して反応を確かめて行為を行うのである。
デートレイプなどの問題もそのプロセスの中に「性交渉の承諾」を言語活動以外での交渉で進めなければならないから怒るのである。

男にとっての性欲がいかに御しにくい物か僕には良く分かる(笑)。


同じ人間として、「子ども」を捉え、「同じ悩みを持っている自分」の言葉を語らなければならない。

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人権教育で食欲は無くならない。
当たり前のは無いである。

なぜ人権教育で「性欲」が無くなると思うのだろう?

子どもには、なぜセックスが禁じられているかはっきり伝えなければならない。
マスターベーションやアダルトサイトの閲覧、それは大人でもする。
僕もする。
誰でもするし、しない人間は居ない。

そして、セックスは素晴らしい物だと言う事を伝えなければならない。
人生のパートナーとする事でより落ち着いた生活が送れ、歳とっても円満であることができる(と思う)。

セックスが無ければ私たちは生まれてこなかったのだし、子どもを持つこともできない。



いじめをする事で性欲を発散させる「癖」が付いた子どもは、DVを行う事で性欲を発散させる事になるのではないかなあ。
統計的な資料は無いが........


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昔、30歳くらい年の離れたヒトに僕らにはAVが有るが、あなたの様な御年の方々はどうして居たのか聞いたことが有る。
8mmの映写会が旅館とかであったそうだ。

数年前、80歳にならんとする母親と父親に性欲は有るのかそれとなく聞いたことが有る。(笑)
母は、自分の親友に同様の事を聞いた時に『それだけは言えません』と言われたと言うのが母の答えだった。


大岡越前は母親に性欲は有るのか聞いたと言う事を何かで読んだことが有る(何で読んだかなあ〜)。
「母親は火鉢の灰を黙って火箸で掻いていた」そうだ。


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一生付き合って居かねばならない「性欲」
多くの文学作品、芸術、に繰り返し取り上げられる。
ヒトの根源に根ざす問題である。







朝日新聞などの首相の話を読むと、バッカじゃなかろかと思ってしまう。

これでは、どうしようもない。

性に向い合う時、ヒトは一人きりなのである。
そして性交渉は、妊娠->出産->家族、の始まりとなり人生は進む。

その人生で、自分が一人きりなのかどうかはまた別な話である。



アサヒコムより

首相、声詰まらせ「あなたは一人ではない」 いじめ問題
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野田佳彦
 「あなたは一人ではありません。あなたを守ろうという人は必ずいます。それを信じて、だれでもいいから相談してください」。野田佳彦首相は16日、フジテレビのニュース番組で、いじめられている生徒に向かって、ときおり声を詰まらせながらこう語りかけた。

 首相は大津市立中学2年の男子生徒が自殺した問題について「大変尊く、若い命が失われた。事実の究明をしっかりすることが大事だ」と指摘。「いじめはどの学校でも、どの子でも遭遇する可能性がある」と語り、いじめている生徒に対しては「その行為はとても恥ずかしく、卑劣なことだ」と訴えた。

 さらに「問題を解決するのに一番大事なのは、周りにいる子たちが見て見ぬふりをしないことだ」とし、「いじめが分かっていたなら、先生や両親に相談してほしい」と呼びかけた。

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