2011年最後の夕食と、2012年最初のビール
ちらし寿司を作り、濁り酒をもって、オヤジと飲んだ。
よく酔っ払った。
20時には寝て、23時に起きて風呂に入った。
0時を回って奥さんと新年の挨拶をして、少し本を読み出した。
マサヒト君が蕎麦を食っている痕跡があったので、ドンベイを作り、冷蔵庫の一番搾りを飲むことにした(シメシメである)。
除夜の鐘を聞いて彼は寝た様だ。
#####################
マナは27日から熱を出していた。
さっき水枕を変えて、飲むヨーグルトを少し飲んだ。
額にあてるタオルを変えてあげた、
まだ咳をしているが、食欲が戻って来て、体温は37度台に落ちて来たのでもう終盤である。
40度近い熱が続いたがもう大丈夫だろうなあ。
お医者さんを変えたのだが、ボンボン薬を出さない「いいお医者さん」だった。
奥さんも風邪っぽいと言う事で、台所は僕の守備範囲になっていた。
今日の夜位から彼女も復活である。
やっと、少し落ち着いた。
#####################
しかし、日清のカップ蕎麦はうまい。
上手になった物だ。
こういう進化はやはり特定の個人が見いだした技術によるものだろうか?
そこらへんのそば屋ではかなわないなあ。
今年はバリスタが目標なので、そば打ちは来年の話である。
生き延びられればの話では有るが(笑)。
###################
今年最初の本は「ミトコンドリアが進化を決めた(みすず書房)」「HTML5(オライリー)」の2冊である
今年は本の事を書いて行こうかなあ。
子どもたちに伝えたいことだからなあ。
###################
風邪で寝ていたマナの枕もとで昔読んだ本の話しをしていた。
ふと彼女が関連した(彼女が自分で読んだ/僕が読んだ事の無い)本の話しを聞かせてくれた。
涙が出るほど嬉しかった。
僕は本が好きなのだけど、本が好きな友人は少ない。
文字を追って作者の心を想像して自分の心が変わって行く喜び。
単に情報を得ると言う事ではなく、自分が変わる喜びを知る事。
自分が変わった事を誰かに伝える事。
僕は「評論」と言う人為はそういう心を伝える事だと思う。
きっと、マサヒト君もそうなってくれると、いいなあ。
子供は、自分の出来なかった事をさせる人形ではない。
過大な期待と、コンプレックスは子育てを複雑にする。
子供は、人生の相棒(buddy of life)であり、一番長く一緒に過ごす友人である。
僕の死を悲しんでくれる存在である。
彼女が先に死んだら僕はとても悲しむだろう。
しかし、それは神様が決める事だ。
#####################
母は時折僕に話す『自分の母が歳の順番に死ぬ事が一番の親孝行だ』と言っていた事を。
母の姉が結核で自殺した日におばあさんが亡くなった。
母の母は娘と母親を同じ日に失ったのだ。
結核の特効薬が出回るのはその数年後の話である
母は82歳で、7人いた兄弟もすでに3人である。
僕が早く死なない保証は何も無い。
#####################
2006/2/27に僕のページに書いていた
あなたの子はあなたの子ではなく、大いなる命(いのち)の希求(あこがれ)の息子(こ)であり、娘である。
あなたを経て現れて来ても、あなたから生まれた物ではない。あなたと供にいても、あなたに属するものではない。
あなたの愛を与える事はできても、あなたの考えを与える事はできない。
子どもは自らの考えを持つのだから。
その身体を住まわす事はあってもその魂(こころ)までも住まわすことはできない。
子どもの魂は、あなたが夢にも訪れる事のできない、明日の館にすんでいるのだから。
子どもらのようになろうと務めるのはいいとしても、こどもらをあなたのようにしようとしてはならない。
生は後ろには歩まず、昨日を持つことはないのだから。ジブラーン 小林薫訳『プロフィット(予言者)ゴマ書房』
素敵な詩である。
そして、坂口安吾の言葉を思い出した。『親があっても子は育つ』と言う事である。
しかし、日清の蕎麦は旨い。
2回からマナの咳が聞こえなくなったから、もう寝たな。
良かった。
蕎麦が完食したので、切れてるチーズと数の子と、蒲鉾を出した。
ビックカツ(50枚入り)が有ったので食べるかなあ。
そうそう、ビール(500ml=130円)もである。
今、ビールのプルトップを開けたら、二階から咳き込む声が聞こえた(笑)。
ちらし寿司の事を少し書いておく。
ミトコンドリアの話はまた今度である。
【ご飯に混ぜる連中】
A-1)ヒジキとタケノコと椎茸を醤油で炊く
A-2)レンコンの薄切りを煮て、水に取って、酢に漬ける
A-3)ホタテ貝の紐を取る(彼らの内臓なので外した後で別にわさび醤油で食べる)貝柱を酢に漬ける。
【ご飯にのせる連中】
B-1)豚の角煮を薄切りにする。
B-2)蒲鉾を切る
B-3)数の子を切る
B-4)刺身(サーモン)を薄めに切る
B-5)海老のシッポを取って、半分に割って、酢に漬ける(オフクロが海老のアレルギーなので別にしておく)。
B-6)ダシ巻き卵
B-7)デンブ、ハラコ
B-8)紫蘇の葉を刻む、もしくはミツハ【忘れ物】
C-1)冷凍のグリーンピース
C-2)チーズ(裂ける奴)
C-3)カニカマ
C-4)薄揚げ(A-1に一緒にいれて煮る)
炊きあがったご飯を飯台に入れて、すし酢をたっぷり振りかけてAを入れる。
よく混ぜて味を確認する。
A-1の汁を入れる事で味を調節する。器に取って上にBを散らして、頂く。
余った物は重箱に入れてまた明日。
今年も人生が楽しいと良いなあ。
149334