コメリで腐葉土買っていたそうだ
コメリで腐葉土を買ったのだけど、丁度話題の放射能入りのものかもしれないと言う事で奥さんが聞きに行くと言っていた。
もうあきらめた方が良い。
僕らはこれから何十年も(死ぬまで)放射能と付き合って行かねばならないのだ。
体の外に放射能を発し続ける元素がある事と、体を構成する元素の中に放射能を発し続けて行く元素がある事は根本的に違う。
外部被曝と内部被曝などと言う同等の表現をする事が間違えている。
現在、水で封じ込められているとおめでたい事を言っている馬鹿がいる様だが、水蒸気に含まれてあらゆる放射を発する元素はバラまかれているのだ。
僕らの体の元素は大体一ヶ月で入れ替わると言われている。
その元素の中にジグゾーパズルの様に放射能を発し続ける物が組込まれる。
細胞の壁であったり、細胞の中であったり、骨の一部であったりするのである。
細胞は分裂を繰り返すのだが、その過程で放射のは設計図を狂わせる。
狂った細胞は見つけられると次々に白血球に殺される。
もちろん、白血球も細胞だから狂って暴走を始めると白血病である。
骨髄が狂って行けば骨肉腫である。
注意したい事は、このプロセスは常に起こっているのである。
老化と共に癌が見つかるのはそのせいである。
若さは癌を殺す力の方が強いだけなのだ。
放射能はその確率を倍増させる。
免疫系に負担がかかり、疲れやすくなり、様々な病気にかかる。
日本人の平均寿命は短くなるだろう。
問題は原発利権にまみれた政治家や地方のボスがそのままいる事にある。
怒りを感じて当たり前である。
僕らはこれから、緩慢な死を迎えるのである。
福島県が全ての子供の甲状腺の検査を継続的にすると発表したがそのとおりである。
藁や腐葉土が放射能に汚染されているのに水道水が汚染されていない訳が無い。
マスコミはこんな事も報道しない。
だが、安心するがいい、君たちマスコミに勤めている記者の諸君、家族のみなさんも同じ様に緩慢な死のプロセスに入って行くのだ。
もちろん東電の経営者も、政治家の先生もである。
憂鬱である。
「霊長類南へ」と言う筒井康隆さんの小説を思い出した。
娘にはこう話さなければならない。
「原発を選んだ私たちの運命なのだよ。」
生命の歴史から見たらほんの数万年の出来事なのだ。
いずれ、放射能にまみれている新しい環境に適応した生命が生まれるだろう。
どんな形で自分が死ぬのか、愛する人々と別れるのか、その時に無念さが感じられない事を祈りたい。
原発マフィヤの連中にはウーンと不幸な最後が来れば良い。
残念ながら、人生のバランスシートはそう単純ではないそうだ。
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