東京03良いなあ。
僕は「東京03」が大好きである。
コントと言うかお芝居というか素晴らしい時間を作ってくれる。
今日、少し見て泣けたなあ。
ラストの一言が素晴らしい。
彼らは本当に才能がある。
僕は映画が好きなのだが、素晴らしい映画と言うのは2時間なりの物語の終わりに、語られる一言の為にあるのだ。
「道」のラストで泣きじゃくる無知で粗暴な男、「ニューシネマパラダイス」のラストににじみ出る涙、「シルクウッド」のラストに流れるアメージンググレース、「ノーマレー」で紡績工場の柵の外で別れる2人、「ブロードウエイのダニーローズ」で自己中心的で打算的な女を引き止めに行く男、「外人部隊」のタロットが散らばった床に泣き崩れる女、「アメリ」でバイクに2人乗りするシーン、みなその瞬間を描く為にそれまでの時間があるのだ。
決して目を引く様な派手なシーンが無い映画でありながら、最後まで早送りしないでみて行くとそこで最高の感動がある。
まだDVDが無い頃の思い出でもある。
表現者は、表現する事で人の記憶に残るのだ。
それに比べて、島田 紳助の醜さは何だろうか。
暴力団との癒着などが時に噂されるがそのとおりだろうなあ。
こういう権力を持ちたがる輩につけ込むのが暴力専門の組織である。
既に、こういう人間は金の亡者であり、幸せになる事はない。
僕らが、お金を払って買った商品を作っている企業がテレビのスポンサーとなり、こいつらは金を得ている。
憂鬱である。
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