何と言ってもブルースブラザース その1

今まで見た映画のなかで一番好きな映画はと言われたら、「ブルースブラザース」かもしれない。

いつかこの映画の素晴らしさは書きたいなあと思いながらもう30年近くが経った。

大学2年の時に自由が丘にある『武蔵野推理劇場』という映画館で見た。

余りに面白くて、もう一回行ってカセットテープを持ち込んで映画を録音した事を思い出す。
カセットテープに映画を録音したのは、七人の侍をテレビで放送した時に録音したのと生涯で2回の事であった。

DVDもVHSも無く、映画は映画館で上映している時にしか見ることができなかった。

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2人の登場人物は何も持っていない。
そして、悪人である。

彼らは護るべき物を持っている。

何も持っていない事は幸いなのである。
護るべき物がある事は素晴らしい事なのである。

彼らを見ていると、孤独で依るべき所のない人々は護るべき物を見つける事が出来るから幸福なのだ。

今度ゆっくりと見直してみたい。