「“TPP開国論”を考える」経済評論家 内橋克人さん

TPPに関して、とても良いことを言っているなあ。

僕はこの人大好きである。

10年11月09日TPP開国論”を考える


一番凄い話は、『TPP下では大企業は、人件費の安い外国で車作って、日本に逆輸出する事になる』と言う予想である。
農業をどうこうするのではなく、自動車などの製造業が外国に逃げると言っているのである。

さもありなんである。

法人税を下げないと外国に企業が逃げると一生懸命言っていた連中がいたが、TPPでもっと逃げていくぞ。




そこで生きる他無い人間を低賃金で使い、高く売れる所で売る。
商売としては良いねえ。


なんとも、凄い話である。



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企業はグローバル化で外国に『生産拠点を移されたくなかったら法人税を下げろ』と脅迫する。
僕らはこの土地とともに生きるからいくら税金が高くなってもここで生きる他無い。

海外に企業が逃げれば、僕らは働く所が無くなる。
収入も減り、海外から逆輸入されている安い物しか買えなくなる。


ユニクロバンザイという人も多いが、本来日本国内で作り(日本の人に雇用を与え)、それを日本の人が使うと言うのが良いはずである。

日本で物を作ると言う事はその何割かが「公務員の給料、既得権益者の給料」になるのだ。
だから高いのだ。


グローバル化は貧富の差をますます大きくする。


それはそれでいい、僕が知りたいのはその先に何が有るのかだ。