糖尿病学

ケトン体質になってきたようである。

今日、先月測っていた血中のケトン体の値が出た。いい感じで脂肪が燃焼しているようである。 尿からは検出されなかった。3ヶ月位糖質制限を続けると出なくなるようである。神のケトン体、悪魔のケトン体面白いものである。 701022

昼飯と夕飯

今日の僕の昼飯である。ほぼ朝のままである。最近は、煮玉子を作っている。 父は昼ぐらいまで寝ていることが多い。 来たら一緒に食べる。 全く炭水化物を摂らないと言うことは出来ない。 微量ではあるが、様々な食材には入っているし、調味料に含まれている…

56歳の最初の日、朝のお務め 写経な日々

昨日は56歳の誕生日ということで、父と近くの市営温泉に行き、夜は一緒に一杯飲んだ。 楽しかった。 父は僕の料理を旨い旨いと毎日食べる。普通の日は水道水でお付き合いするが、5の付く日と来客日と誕生日は飲むことにしている。 ウイスキーを半分近く呑ん…

『より適切な糖尿病の理解』のために。インシュリンが唯一の血糖値を下げるホルモンというのは......

インシュリンが唯一の血糖値を下げるホルモンというのは人が炭水化物に適応していないという根拠にあげられることが多い。それは正しくないと僕は思っている。 インシュリンは、1)筋肉細胞に血糖の取り込みを許可する2)脂肪細胞に、脂肪酸の蓄積を推進さ…

血糖値プロファイラーから見えてきたこと

血糖値のプロファイルは個人個人で違う。 その時の生活のイベントや生活の傾向でも違う。 アップイベント、ダウンイベントがあると同時に、生物としてのヒトのライフサイクルも大きな変動の要因である。何を注目して血糖値を計るべきかを考えていくと、幾つ…

最近のビックリ本

いつも思うのだが、目には何枚ウロコが入っているのだろうか?最近、考えさせられる本とであった。からだの知恵に聴く―人間尊重の医療を求めて作者: アーサー・W.フランク,Arthur W. Frank,井上哲彰出版社/メーカー: 日本教文社発売日: 1996/05メディア: 単…

ケトン体が出ない(測定されない)!

全く炭水化物を摂っていないから、ケトン体は測定されるはずなのだが、測定されていない。なぜだ?いろいろと調べてみると、長く糖質制限をしているとこの試験紙では検出されないことがあるという。(->こちら、こちら)たしかに、糖質制限長くやっているか…

変わり続ける体!

今日、安静時の血糖値の落ち方が最高を記録した。2時間で50mg/dl落ちたのである。測定を始めた頃は10mg/dl行くかいかないかぐらいで、今年に入ってからは15mg/dl近くまで記録して、今日は2時間の睡眠で50mg/dl落ちたのである。インシュリン抵抗が落ちている…

「足のケア」、足のしびれと飲酒の華麗なる関係

原因と結果の因果関係がはっきりと分かるならば、人生は楽である。「足のケア」で検索足の指先が随分しびれていたのだがかなり軽くなった。 1日立っているときはなんでもないのだけど、横になるとしびれが来る。しかし、日によって違う。 酒のんだ日は、痺れ…

今日は赤飯である。A1cが6.7になった。

A1cの検査の結果6.7である。涙がでるほど嬉しい。 今日は母が亡くなってから一ヶ月である。毎月5の付く日は晩酌をすることにしている。 継続できるか不安だったが、今のところ酒からは離れている。 ヒレカツに、刺し身に、エビフライ、糖質0ビールにウイスキ…

「足のケア」 足のしびれを意識しなかったこと。

禁酒してから16日くらい経っただろうか。 ここしばらくの足のしびれがかなり軽くなってきている。 昨晩寝た時に、痺れを意識しなかったような気がする。 酒を飲んでいる時とは明らかに違う感触である。 痺れて入るが、以前のように遊離感を伴わないのであ…

ケトン体のことに関しての記事や本、インシュリンの機能に関しての表現

インシュリンの機能に関しては、「血糖値を下げる」と言う結果だけが書かれていることが多い。結果として下がるだけであり、どこかに消えてなくなるわけではない。ホルモンと呼ばれる機能を持ったタンパク質は、細胞間での情報の伝達を行う。インシュリンと…

依存症の研究

酒(日常的な晩酌)を止めたので、随分体が楽になってきている。15日目である。体重が減っている目の調子がいい。足のしびれが軽い。僕は明らかに酒に依存していた。認められなかったが、今ならば認められる。依存というものをもう少し考えてみたい。母に依…

システムとしての日々の生活、マクロとミクロをつなぐ市場経済

『糖尿病学』と『新しい家政学』が目指すものとはなにかと考えてみた。 「日々の生活」を変化するシステムとして捉えるという考え方にたどり着いた。問題は、10年、20年後に結果が出る事に対してのアクションを今行えるかである。自己血糖測定のように食事や…

食事の組み立てを考える

面白い本を読んだ。 かなり楽しかった。慢性病を根本から治す 「機能性医学」の考え方 (光文社新書)作者: 斎藤糧三出版社/メーカー: 光文社発売日: 2015/10/15メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見るもう少し読んでから考えてみたい。 『多彩なタ…

やせた、結構痩せた。

多分この頃に比べて10kg痩せている。 680586

父の夕食

前にも書いたが、年取った時にいかにリーズナブルに食事を作るかが問題である。 重要な事は食卓を囲む人々の事を知ることである。重要な事は食卓を囲む人が主体の食卓を作ることである。食事は、ただ食べ物を食べるだけではなく、食卓を囲む人々の「今日の1…

「足のケア」 ボロボロな足 -3-

結構気になるものである。足の皮が乾燥してボロボロである。 右の親指の黒いのが気になる。 足の毛細血管が適切な状態でなくなることで、リンパが組織間をパトロールできなくなり、化膿することも出来なくて腐っていくのが壊死である。リンパ系の循環の勉強…

初七日、殴りこみ血糖報告

なんか怖い題名である。本気で起こることがあったので、文書作って殴り込みかけた。まあ、どんなに怒ったかはまた後日、たっぷりと書きたい。なんと血糖値が219mg/dlまで上がった。この日の推移はこちら。前日最終が100に近かかったから、起床時(6:00)には…

お通夜高血糖報告

朝から何も食べれなかった。通夜が終わり、通夜振る舞いが始まった。 ビールを飲みながら、むしエビを食べながらの時間を過ごした。 母の知古が集まり、素晴らしかった。この日の血糖値の推移はこちらから見て下さい。家に帰って、血糖値を図ってみると285mg…

血糖値の研究 『安静降下』という考え方。

いつも考えているのは、その時の血糖値が、安静にしている時に(1時間あたり)どのくらい落ちて行くかということである。 この数字は、基本的なインスリンの分泌に対応するのではないかと思う。 体温の維持などの為に筋肉はブドウ糖を使うが、運動のような激…

糖質制限論者の誤り、糖質は『ヒト』にとって大変重要であり、私達は今も進化(適応)し続けている。

糖質制限を初めて知った時は快哉を叫んだ。だって、炭水化物が多い環境はヒトに適していないのだから、悪いのは農耕による文明化なのだということだから。 確かに文明化は悪いことだらけだ。毎日、アクセク誰かの為に働かされて、『こんな生活はもう嫌だー』…

家政学、糖尿病学、人を守るバリヤの喪失、新自由主義が人々を不幸にする。

家政学について調べ始めている。実に面白い。構造としての『家』を記述(=規範化)することを目的としている「家政学」は行き詰まってもしかたがないものであった(と思う)。 この3−40年で『新自由主義市場経済=グローバリズム』と言う価値を受け入れるこ…

『生活習慣病』という表現は欺瞞である。

病の責任を患者に持たせるというのは間違えている。 『習慣』と言うと、『牛丼、廻り寿司、コンビニ弁当、カップラーメン』こういったものを食べるイメージが有る。 いかにも医者や看護婦や栄養士が眉をひそめて「☓」をくれそうである。 誰も、好き好んでそ…

早朝高血糖をデータから捕まえる。

システム屋としては、どのようなデータの連続が有った時に早朝高血糖と認識するかと言う定義を考える。0時を過ぎてから最初の測定以降にピョコンと上がる現象をそう呼びたい。 おおよそ、4時位から7時位の間に起こるようだ。 上げ幅は20ぐらいである。 まず…

今年もプッチン穴だらけ。早朝高血糖と生きる。

早朝高血糖というのは、朝起きる前に血糖値が上がる現象を指す。 こちらもどうぞ。 「暁現象」とか「ソモギー効果」とか呼ばれる場合があるようなのだが、僕の場合がどれに当たるかはわからない。 まあ、命名はどなたかに任せるとして、なんとか落とす方法を…

ウオーキングマシンを買った

2万円で買えたたので、冬期間父の運動用に買った。12/28のことである。落ちるときは落ちるのだが、落ちない時もあることがわかってきた。いつでも出来るのがいいところなので、早朝高血糖対策に使ってみることにした。当然のことなのだが、血糖値が高い時は…

インシュリンは血糖値を下げると言う表現は止めたほうが良い(2) 60兆個の細胞のコミュニケーション

生物は大変な情報処理を行っている。食事などに由来するブドウ糖の濃度が高くなっていくと、膵臓(スイゾウ)はインシュリンを放出する。 インシュリンは、60兆の細胞に対しての「ブドウ糖を細胞内に取り込んでもいい」という指示(許可)なのである。インシ…

インシュリンは血糖値を下げると言う表現は止めたほうが良い

糖尿病学者の私としては、一般的に言われている「インシュリンは血糖値を下げる」と言う表現は間違えていると思っている。あくまで、脂肪細胞と筋肉細胞に血液からブドウ糖を取り込めと指示しているだけなのである。無論結果としては血糖値が下がるのである…

「糖尿病学」宣言

2015年僕は糖尿病の合併症で失明すると宣言された。 床に入ると、足の指先は痺れと痛みが激しく、眠るのにも一苦労であった。この25年間何度も生活を変えてこの病を打ち負かそうとしてきたが、局地的に勝つことはあったが、総合的には負け越しであった。つい…