いじめ

眠れなくなった。風邪なのに。

8時くらいに寝たのだが、目が覚めて、今日来た本を読んでいる。 風邪で、節々が痛いのだが、目が覚めた。 回復への長い道のり 親ガイド ティモシー・J・カーン著 藤岡淳子監訳 凄い本だなあ。親が、子供にいかにセックスを語るかに関して実に納得の行く事を…

教室の観察者は生徒、先生は当事者

なぜイジメを子供は先生に相談出来ないのか?どうして、イジメで自殺した子どもがいるのに学校はかたくなに「イジメは無かった」と言うのか。 イジメの議論においても、『先生、職員、校長、教頭、のような、学校側』の人たちは当事者なのだと言う事が理解出…

タブーの問題

昔、筒井康隆さんは『タブーの多い社会は未開である』と言う事を書いていた。 当時、筒井康隆信者だった僕はなるほどなあと思った物だ。今では構造主義者である僕は、「人間はタブーを作り出す機械だ」と考えている。ステーィブンピンガーさんが書いている一…

僕は、あの頃の僕を助けたかったんだ

大学で教職課程をとった事に、疑問を持った事はなかった。子供のいじめに関して異常な関心が有る事も余り気にしてはいなかった(当たり前の事だと思っていた)。先日、教育現場の方と話しをして、彼がいじめを受けている子と僕の交流を「共感するから信頼さ…

子供はいつか大人になって、犯罪者となるか被害者となるかの道に入る。

先日、教育の現場で戦っている人と1時間くらいお話をする機会があった。僕は以前から、「いじめ」は性犯罪の一種と考えている。 ここで言う性犯罪とは、『「性欲が、互いに被害感情を持たない行為で解消出来ない場合」に発生する何らかの関係』と定義したい…

「性暴力の理解と治療教育」藤岡淳子

この話題の続きである。 この本を読むまでは、男性の性欲を無くするには「やりたく」なったら、マスターベーションをして射精すれば良いかなと思っていた。性欲の元が「精子」に有るのならば、それを出し切れば良いのかと思ったが違うようである。 あれは出…

いじめの研究 応報的司法と修復的司法

修復的司法とは何か―応報から関係修復へ作者: ハワードゼア,西村春夫,細井洋子,高橋則夫出版社/メーカー: 新泉社発売日: 2003/06/10メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (13件) を見る 数年前に「修復的司法」と言う考え方を知った。 その考…

いじめの研究 デフォルトは「いじめ有り」なのです。

この記事の間違えは、「いじめが無い状態のクラスがほとんどで」まれに「いじめが有るクラスがある」と考えている所である。いじめは、性欲の発散の行為と考えるのが正しい。 食欲が教育で満足させられない様に、いじめも教育ではなくならない。セックスをす…

先生を責めてはいけない

文部省は、教育現場に性欲が存在する事を認めて、マニュアル化する事である。男性の何%にロリコン気質があるのか。どうしても我慢出来なくなったらどうするべきか。 不審者情報がメールで流れて来るが、学校の関係者の情報をオープンにする事が義務付けられ…

glee/グリー 踊る♪合唱部!? 面白い!

マスコミが話にならない情報を垂れ流しているテレビは嫌いである。当然DVDを見る機会が多い。『glee/グリー 踊る♪合唱部!?』と言うのはアメリカで2009年に放送開始されたドラマである。学園ものなのだが、どこが面白いかと言うと、1)「教師=完成された存…

携帯でのカンニング

カンニングは悪い事だとは思う。 それは、他の人間に対してフェアではないからである。 しかし僕は、試験によって人を選別している今の社会も気に入らない。試験でいい点を取れないで、大学行けないともうこの世の終わりの様に思わなければならない様な風潮…

「ちはやふる」に見えるいじめの研究

「ちはやふる」の1〜2巻は運命の糸に結ばれた主人公3人の出会いを描いている。 福井から転校して来たカルタの上手な子供が学校でいじめられる。 その子に興味をもった女の子(千早)が彼の中に有る「情熱」を見つける。 いじめる男の子は母の絶対的な支配の…

いじめ フルメタルジャケットの事

フルメタルジャケットと言う映画がある。キューブリックがベトナム戦争を描いている。前半が新兵の訓練で、後半がベトナムでの戦闘の話である。このムービーでは、いじめられる主人公(?)がドーナッツを隠していたり訓練に付いて行けなかったりしている。 …

いじめ 子供の(性的な)虐待を禁止する法律(風潮).....

子どもに対しての虐待を許さないと言う風潮が強い。 幼児ポルノから始まり、今のパラダイムと言える。かつては同性愛に対しての恐ろしいまでのバッシングが有った。 法律は社会を映す鏡である。 それも逆向きに映す。 決して、子どもを虐待していいと思って…

いじめでの魔女狩りは止めてもらいたい。

文部省のマニュアルに有るのだと思うのだが1)いじめで誰かが休んだ時に 2)そのことを全員でクラスで討議すると言うのが有る様と思うのだが、これって最低だよな。一回休み出すと出て行けなくなるだろうって。 まず、「クラス全体での討議」と言うのは生…

いじめ 親は有っても子は育つ。

良い本である。『子育ての大誤解—子どもの性格を決定するものは何か』 ジュディス・リッチ ハリス, Judith Rich Harris, 石田 理恵 2000 早川書房 子育てに悩んで色々と本を読んでいた頃の話で、かなり衝撃的であった。今、いじめの事に悩みながら読み返して…

いじめの発生 縄跳びは凶悪である。

大縄大会と言うのがある。大縄跳び自身、凶悪な存在だと思っている。いつも失敗するから、回す人になりたかったなあ。失敗した時に皆が漏らす溜息が思い出す。可愛そうだなあ。 15497

ロンゲストヤードって良い映画

刑務所ものと言うジャンルがある。刑務所の中で支配者と囚人が戦うのである。このジャンルは『人生における支配の問題』を正面から扱うことができる。いじめは「閉ざされた空間の支配の問題」であると考えられるから、参考になると思う。 なぜ僕らはこういう…

いじめの生態学 僕の工場日記

工場で働いていた頃の話である。Kさんという人が、毎日活性炭のススだらけになりながら働いていた。 何か他の人とは違うなあと思いながら、彼は一番下っ端の仕事を黙々と続けていた。僕は、労働組合の委員長になった。歴代の委員長は皆、課長になって事務所…

いじめの研究 修復的司法、性暴力の理解と治療教育

修復的司法とは何か―応報から関係修復へ作者: ハワードゼア,西村春夫,細井洋子,高橋則夫出版社/メーカー: 新泉社発売日: 2003/06/10メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (13件) を見る性暴力の理解と治療教育作者: 藤岡淳子出版社/メーカー:…

いじめが無くならない理由 内在する原因

ある女性と話しをしたら、いじめの原因は「性欲」ではなくて「ストレス」に有るのではないかと言われた。どうしても、「性欲」と言う言葉には抵抗がある。では、こう考えられないだろうか? ストレスと言うのは、外部からの圧力である。 性欲と言うのは、自…

いじめの研究 ドッグヴィルと言う映画

DOGVILL(ドッグヴィル)と言う映画がある。この映画の中では、1)外から流れて来た一人の女が、 2)町から出られない状態で, 3)町中の男にかわるがわる犯され 4)女は知らない顔をする 5)子供は、監視して、はやし立てる(だったと思う)ると言う恐ろ…

いじめの考察 アイアンジャイアントで泣いた。

アイアンジャイアントというのは良い映画だなあ。少し泣いた。 物語の主人公の少年が、スクラップ場を経営しながらで鉄のアートを作っている男に子供の苦悩を語った時に言われる言葉である。(開始39分位の所) Look,it's really none of my business,kid...…

いじめの検討 小学生の性欲の研究って誰かしているのかなあ?

考えてみれば、見た事無い様な気がする。確かに難しい事は分る。 性犯罪として、レイプなどをあげているが、もっと考えないといけない。ストーカーなどと言う犯罪の類型は1990年台以前は無かったんだしなあ。 誰か詳しい人はいないか。

イジメの事を考える

小学校の子どもがいるのだけど、クラスにイジメがある。前からとても沢山イジメの事を考えている。 多くの本を読んだ。 軍隊でのイジメ、地域の社会でのイジメ、会社でのイジメ、『共通の人間の間の力学』が存在すると思う。 性欲(支配欲 ) => 暴力=いじ…

いじめについて考える 2 文部省のいじめに関する通知

修復的司法とは何か―応報から関係修復へ作者: ハワードゼア,西村春夫,細井洋子,高橋則夫出版社/メーカー: 新泉社発売日: 2003/06/10メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (13件) を見る性暴力の理解と治療教育作者: 藤岡淳子出版社/メーカー:…